
高尾山登山
2018年11月25日

待ちに待った高尾山登山!
この日のために下見部隊は2週間前に高尾山に実際に登り、数あるコースからチームで登るのに適したコースを探ってきました。下見部隊には、本番前に3週連続で高尾山に登っている猛者もいました。下見時点では天候に恵まれず、コースにも通行禁止となっているところもあり、不安がありました…
そして当日のコースとして選んだのは、登りが6号路、下りが稲荷山コースというルートでした。この2つのコースは数ある山頂を目指すコースの中でも難易度が高いコースでした。もちろん、1号路などを使う方が足場もよくトイレも多くあるため子どもにとっても楽ではありますが、せっかく練習を無くして登山している訳であるので、子どもが山頂に着いた時に「楽だった~」とは言わせたくないと言う大人のズルい気持ちがあったのです…(笑)

当日の朝起きると天気は晴れ!
メンバーの中に雨男、女はいないみたいで本当に良かったです。
朝早く8:30には地元の駅に集合し、高尾山に向けて出発しました。この時期は紅葉の時期ということもあり、高尾山口の駅前は進むのが、難しいほど混み合っていました。そのため、はぐれることを恐れて今回は高尾駅から出発することにしました。

ケーブルカーの駅を越えると山道のメインストリートの1号路から離れ、6号路に入っていきました。すると、それまでは前が見えないほど人がいた状態でしたが、一気に人が減り、地面もコンクリートから土へと変わってきました。
6号路に入る直前、開けた場所で高尾山に登ることが決まった時に出していた宿題としていた「高尾山について」子ども達が調べてきた内容の発表会をしました。小学生はメモなどに自分の調べた内容を書いていて、それを見ながら発表していました。中学生は他の人に調べた内容を伝える手段を工夫し、フリップなどを準備して質問形式にするなどの年上の考え方を見ることができました。

6号路に実際に入っていくと道幅も狭くなり、一列で歩くことが精一杯の場所もでてきました。子どもの中には高尾山に登り慣れている子がいたり、登山自体に慣れている子もいて、そういった子が先頭に立ち先導してくれました。ただ、得意な子が前に行くと歩くスピードが速くなりがちになり、後ろの子どもからの不満が出るなどの問題もありましたが、途中途中の休憩で話をして順番を入れ替えるなどをして解決しながら進んでいきました。

足場はだんだんと悪くなり、木の根っこはもちろんのこと、大小の石が転がっているところや前日までの雨の影響で水が染み出し、濡れないために石を飛び越えながら進まなくてはいけないところなど様々な困難が待ち受けていました。そうしたものがある度に前方にいる子どもから「頭気をつけて!」や「足元滑るからゆっくりね!」などの声が投げかけられ、後方の友達を思いやる気持ちが見ることが多くあり、驚くことなく困難に立ち向かえていた様に見えました。
山頂に着く直前には疲れと空腹から歩くテンポが遅くなってしまう子どももいましたが、大人に言われることなく互いに手をつないで引いてあげるなどの光景をみることができたことを嬉しく思いました。

山頂に着くと待ちに待ったお昼ご飯!
皆疲れもあって、本当においしそうにご飯を食べていました。お腹がいっぱいになって休憩をしたら、動きたくなくなってしまう気持ちはとってもよく分かるけれど、山は下りないと帰れません。気持ちも体も重くなりながらも山頂を出発し、頑張って下っていました。
帰りの電車で子ども達が寝ている姿を見て、本当に一生懸命頑張っていたなと感じました。また、帰宅してから親御さんに話した内容も楽しかったというものが多く、疲れながらも楽しめていたのだと実感し、企画したことを嬉しく思いました。

このルートには3年生以上が参加しましたが、結果として誰も疲れ果てて動けないということもなく、最適なレベルであったと感じています。
また次の機会に最適なレベルの山を見つけて企画したいと思うイベントになりました。

Written By Yumi Sakamoto